名義変更の際の車庫証明手続き方法
普通自動車の名義変更手続きは、まず車庫証明の取得をすることから始まります。車庫証明が不要な地域もありますので、ご自身のお住まいの地域が車庫証明が必要かどうかまず調べましょう。
車庫証明の申請書類を警察署にもらいに行きます
車庫証明の申請書は都道府県の警察署ホームページからプリントアウトすることもできますが、たいてい4枚つづりですが複写しません。一枚ずつ記入するのも大変です。警察署が近ければきちんとした申請書用紙をもらいに行きましょう。
車庫証明の受付時間は…?
警察署は24時間年中無休ですが、事務手続きの窓口は平日の9時頃~17時頃までです。
保管場所使用承諾証明書の手配【賃貸の車庫】
車庫を借りている場合は、大家さん、不動産屋などに出向きます。自動車保管場所使用承諾証明書に記入してもらいます。(大家さんなどへ手数料がかかる場合があります)
※車庫の賃貸借契約書などで代用できる場合もあります。管轄の警察署へご確認ください。
※自宅車庫でも土地所有者が例えばお父様ならお父様に自動車保管場所使用承諾証明書を書いてもらいます。
※共有地の場合、全員分の自動車保管場所使用承諾証明書が必要です。
大家さんが車庫証明…?
一般的に、不動産屋さんや大家さんが車庫証明を発行するように捉えられがちですが、それは自動車保管場所使用承諾証明書のことであって車庫証明の申請に添付する書類のひとつでしかありません。車庫証明とは警察署で発行されて、そこの警察署長の押印があるものです。
車庫証明の申請書類の作成をします。
車庫の寸法を測量し、車庫の配置図と自宅から車庫までの地図を作成します。自宅から車庫まで直線距離で2キロ以内が条件です。
※所在図・配置図は大家さんや不動産屋さんで用意してくれる場合もあります。車検証を見ながら、必要事項を車庫証明の申請用紙に記入します。
⇒車庫証明の書類の作成方法【作り方見本】
車庫証明の申請と、交付日予定日に車庫証明を受領
車庫証明と同時に名義変更に必要な書類を集める
車庫証明の取得には時間が必要なので、先に進めておいた方がスムーズにいきます。しかし、陸運局で実際に名義変更をするための必要書類もそろえるのに時間がかかったりしますので、できるだけ同時進行でそろえていきましょう。次のステップでは名義変更に必要な書類を解説していきます。
⇒自動車の名義変更手続きに必要な書類